正晃株式会社

ご挨拶

加藤 恵一

第44回日本受精着床学会総会・学術講演会

会長 加藤 恵一

(加藤レディスクリニック 院長)

この度、第44回日本受精着床学会総会・学術講演会を2026年7月30日(木)および31日(金)に、京王プラザホテルにて開催する運びとなりました。不妊治療および生殖医療分野において伝統のある本会を担当させていただくこととなり、大変光栄であり、身の引き締まる思いでおります。

1978年の世界で初めての体外受精による出産報告から約半世紀が経ち、その間に多くの新規技術が開発され、発展を遂げてきました。その中には海外で開発され国内に広まったものもあれば、逆に日本オリジナルで広く世界で普及しているものもあります。

そのような世界と日本との結びつきの歴史を振り返る意味も込めて、第44回の開催テーマは「世界から学び 世界に伝える」としました。2022年4月からの不妊治療の保険適応に伴い、ともすれば新規技術が開発・発展しにくい状況にあるとも言われていますが、その中でもARTの治療周期数は増加傾向であり、世界でも最大規模のART大国であります。また高齢患者などの難治性不妊症例も多く存在する中で、高い治療レベルを維持するために各施設が試行錯誤しながら日々努力していることも世界に誇れる成果だと考えます。日本のARTの現状を振り返りながら、改めて世界に自信をもって発信していければと思っております。

皆様のご参加を心よりお待ち申し上げます。

2025年10月吉日

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